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チャングムの誓い 第22話<無念の死>
最高尚宮さまー!(号泣)

泣いて泣いて、余韻に浸るまもなくその後の展開に心痛めて、疲れ果ててしまいました。



お米の尚宮さまに比べてなんと淋しい死だったことでしょう。
あまりにも無念で、あまりにも非力です。

ヨンセンを子供のように想い、母親の気持ちになったというチョン最高尚宮さまに、「私たちはおばあちゃんと呼んでいたんですよ」と遠慮のないチャングム。
せっかくお母さんって言ってるのに(笑)
子チャングムがハン尚宮に水を持ってこいと言われ続け泣いているところへやってきた最高尚宮さま。「またハン尚宮のイヂワルが始まったね、塩をたっぷり入れた水でも持っていっておやり」というシーンや、ヨンセンとチャングムを横に座らせ昔話を聞かせてあげるシーン。
そして料理を教えてくれないハン尚宮に隠れてこっそり最高尚宮さまから料理を習っていたという事実。「ナイショだよ」とのいいつけは未だ堅く守られている約束だったようです。
これはカットシーンだったのでしょうか?新たに組み込まれたチョン最高尚宮さまシーンなのでしょうね。

ヨンセンを頼むと、ハン尚宮を頼むと遺言を残して安らかに旅立たれていきました。
王様からのお医者様が到着したときにはすでに息を引き取ったあと。
あまりに突然の出来事で、唖然としてしまいました。
ヨンセンが可哀想で可哀想で涙が止まりません。

「私は宮中以外で暮らしたことがない。遺灰は雲の上にまいておくれ。雨になって流れ流れていろんなところを見てみたい。世の中を見物してみたいのだよ」
山の上から遺灰を撒くチャングム、悲しくて美しい光景でした。

そして回想シーン。
チャングムをずーっと守ってくれた優しい気性の最高尚宮でした。

宮中に戻った二人は悲しみに浸っているヒマはありません。
雨の中大根だらけのスラッカンに1人たたずむハン尚宮。
チェ尚宮の根回しによってすべての尚宮がボイコットしてしまったのです。
なんてイジワルな!
だいたい、ハン尚宮に反発して謀反を起すのはお門違い。
戦わず勝利を得たハン尚宮を責めるより、女官チャングムに勝てなかったチェ尚宮は最高尚宮になる資格がもっとないのだぞー!

側室さまの祝宴に出すメニューを決める大事な会議にも出席できず、ユン・マッケに嵌められ長官にすら咎められます。

ハン尚宮は孤立奮闘する意欲もなくなってしまいました。
チャングムはチョン最高尚宮の遺言に従い、一人奮闘します。
側室さまの祝宴用の調理は男の料理人を加え、見習いを走らせ、尚宮や女官が参加せずともことを立派にやり遂げます。

しかし、側室さまの祝宴にも顔を出さないと決めたチェ尚宮軍団。
案の定たった一人しか出席しなかったことにご気分を害した側室さまは皇太后さまの元に不服を申し立てます。
そこで女官長が口ぞえします。
「身分の低いハン尚宮は最高尚宮の座に相応しくなくともに祝賀にあがることはできぬと申しています」
「気持ちはわからぬことでもないが・・・」とは皇太后さま。

「私は部外者ですが、理由はどうあれ下の者からの尊敬がない人間は長ではありません」
って、オ・ギョモ黙れ!

その言葉に皇后と相談しようとお応えになった皇太后さま。
優しくて厳しい皇后さまにゆだねましょう。これで安心。

ハン尚宮は、皇太后さまに最高尚宮を降りる旨伝えに行こうとしました。
そこでチャングムはハン尚宮を母のように慕っていたことを話します。
「私は諦めて物事を投げ出してしまう母は嫌いです。努力もせず志を捨ててしまう師匠は嫌いです。もしこの部屋を出て身を引く旨お伝えするようでしたら私は尚宮さまを絶対に許しません」
涙をいっぱい溜めて、口をきゅっと結んだ娘チャングムのお叱りです。
母は素敵な娘を持ちました。

皇太后さまの部屋に行ったハン尚宮さま。
ちょうど皇太后さまと皇后さまの話し合っているところでした。
「皇太后さま、おそれながらひとつお願いがございます。スラッカンの最高尚宮の競い合いをやり直させていただきたいのです。再び競い合い私が勝ちました場合は私に全権をいただきたいのです。たとえ厨房の尚宮を全員処罰しあとには女官だけしか残らなくても事態を鎮めてみせますゆえ、全権をお与えください」

立ち聞きしてニッコリ笑うチャングムに救われたわ~。
けれど、本当に疲れた。クタクタな回でした。

次回の予告で、チェ尚宮が涙していました。
その前に、皇后さまがチェ尚宮たちを一喝していらっしゃいましたね。
タイトルは横領発覚。チェ一族危うし!私はスッキリする予定・・・そういうわけにはいかない?(苦笑)
by k_drama | 2005-03-20 18:49 | チャングムの誓い
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